この度、紹介するのは2010年3月に初めて東京でのベースボールキャンプに参加して頂いた参加者の9ヶ月後の比較映像です。この映像を見て同じ選手なのか?と目を疑うほどの違いが出ているのではないかと思います。この映像を見て「ボールの高さが違うので比較にならないのでは?」と思われる方もいると思いますが、キャンプの初日は真ん中から低めは全くバットに当たらなかった状況でした。高めだけダウンスイングで打つために何とか当りましたが特に低めは当たらない状況でしたのでこの映像しか残っていなかったということです。しかし約9ヶ月が経過しとても熱心なお父さんのもとでいくつかの課題を見事に克服し、低めのボールも見事にライナーで打ち返すことができるようになりました。今では非常にパンチ力があり長打力が身についています。
それではここで彼の技術向上のポイントをお伝えいたします。
①ダウンスイングからアッパースイングに振ることができるようになったのでボールの軌道にあったスイングができるようになり、当たる確率が高くなりました。
②重心移動を少なくすることで正確にボールを捉えることができるようになりました。
③背骨の角度を最初から最後まで帰ることなくスイングをすることでボールの軌道に合ったスイングができるようになりました。
④グリップからではなく左ひじから始動することでバットの先が遠回りすることなくコンパクトでさらに下半身を連動した強い打撃ができるようになりました。
これからの活躍を心から楽しみにしております。