Yuki Ito Age 18 years old who used learning Reggie Smith academy at 3 years. He was the top 5 average in the Koshien tournament. 伊藤勇貴くん(18歳)盛岡大付属高校3年生が動作解析DVDサービスを受けてくれました。以前にも紹介させて頂きましたが、レジースミスアカデミーに3年間通いレジースミス流を習得してくれた生徒の一人です。2016年夏の甲子園では5打点の活躍、県大会予選では6割3分6厘という甲子園出場チーム中で4位という成績でした。それでは伊藤くんの動作解析をします。
今回もダイアモンド・ケネティックス社のメジャーリーグ6球団で使用しているセンサーを使用しました。
課題
①MAX BARREL SPEED ・・・ 後方に大きくシフトすることで角変動という軸の移動が大きくなることでスイングスピードが遅くなりやすい。バティスタ選手との比較映像でも分かるようにフラミンゴタイプのタイミングの取り方でも軸のブレを防ぐ圧縮ステップタイプで足を上げることを取り入れる方が良い。
②FORWARD BARREL SPEED ・・・ボールをかなり前で捉えているために、スイング軌道が大きくなることでバットの弧も大きくなるためにスイングスピードが遅くなりやすく、手打ちになり下半身と連動することが難しくなる。
③APPLIED POWER・・・スイングの弧が大きいロングスイングになり、ポイントが前過ぎる手打ちになるとボールへの衝撃が弱くなる傾向があります。
長所
①HAND CAST DISTANCE・・・ハンドキャストとは体からバットが離れることを意味します。この動作の数値が非常に良くプロレベルです。この動作は伊藤くんの左肘の使い方によるものです。アカデミークラスで左肘の使い方を習得することで下半身と連動してのスイングを可能にします。
②APPROACH ANGLE・・・アプローチアングルとはバットの軌道の角度を意味します。理想の角度は約10度上がりとなります。その理想の角度に近いスイングです。前回の菜花さんと同様にバットの軌道が良いのが大きな特徴です。そのために打率と長打率を並行して良い打撃が出来ています。
これらの課題を克服して是非、大学進学後も頑張って欲しいと思います。
これらの課題を克服して是非、大学進学後も頑張って欲しいと思います。