ドミニカ共和国出身、15歳のブラディミール・ゲレーロ・ジュニア選手のホームランダービーの映像です。彼の父親下記の映像にあるブラディミール・ゲレーロ、元メジャーリーガーで走攻守が揃った強打者でした。このスイングを見ても分かるように体全身を使い、最後まで深く振り切る動作は父親からの指導にあると思います。スローで見ると分かると思いますが、下記が大きな特徴です。
①バットの軌道を変えずに高く振り上げるスイングをしている
②体全身の捻りを使い強い回転でスイングをしている
③最後まで振り切ることでボールを運ぶ動作を作っている
オールスターゲーム前のホームランダービーコンテストの映像にもあるように、メジャーリーガーの二世選手は幼少期からグラウンドに入ることが許されています。勿論、遺伝的な部分も大きく影響していますが、幼少期にスーパースターのプレーを身近に見れる環境があることが、大人になってから好影響が出てきます。他にも最近ではプリンス・フィルダーやケン・グリフィー・ジュニアなど、父親をはるかに超える選手がたくさんいます。確かに日本のプロ野球との間口に大きな違いがあるので、簡単には比較できませんが、父親を超える選手が出るケースは日本では稀なことなのではないかと思います。