7月17日に無事に帰国しました。今回の研修ではレジースミスベースボール・アスレチックというレジースミスの生徒達で結成されたクラブチームの運営を中心に学びました。大学生で編成されたチームと高校生、中学生、小学生と各レベルに分かれてスミスを中心にインストラクターが監督やコーチとなって指揮を取りました。
当時10歳だった生徒が21歳となり、11年振りの再会など、非常に楽しい時間も過ごすことができました。小学生の時から正しい基礎を学んできた生徒が大学生となることで、大きなパワーを発揮していました。
レジースミスベースボールの生徒が今年のドラフトで9人が指名を受けました。日本と比較すると間口が広いアメリカですが、一つのベースボールスクールから毎年のように5人~9人と複数の選手が指名を受けるのはアメリカでも稀で、この状況が8年前位から続いていると思うと偶然ではないと思います。現在、メジャーリーグ最高のパワーヒッターでマイアミ・マリーンズに所属している、ジャンカルロ・スタントン選手は高校時代の3年間をスミスのレッスンを受けていました。また、2013年の全米1巡目の7位でサンディエゴ・パドレスに入団したマックス・フリード選手らは記憶に新しく、小学生の時からレッスンを受けて来た選手が、チームプレーを通して試合での結果の出し方やプレーの仕方を学ぶことで、さらにコンプリートプレーヤー<万能選手>を育成することを可能にしています。
レジースミスベースボール:ジャパンもいつかこのような状況になれるように日々努力して行きたいと思います。