メジャー流 肩トレーニング

  2012年ワールドシリーズ第2戦で素晴らしい好投をしたサンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ジト投手の冬期のトレーニングの様子を紹介します。
肩のローテーターカフ<回旋筋腱板>をバランス良く鍛えるために特殊なチューブを使っています。さらに遠投をすることで肩の可動域を広げることで球速をアップを目指すトレーニングです。

 このようなトレーニングを行うことで肩の故障を防ぎ、メジャーリーガー特有のレーザービームのようなボールを投げることを可能にします。
すでにレジースミスベースボール:ジャパンが運営している中学生のクラブチーム、いわきレジーボーイズでもこのトレーニングを取り入れています。技術指導だけではなく故障防ぎ、そしてその技術を生かすための体作りが非常に大切な部分と考えているからです。

 ジト投手のトレーニング指導をしているのがこの映像にも出ているアラン・ジエガー氏、ジエガースポーツというスローイング専門の会社の社長としてたくさんのメジャーリーガーを輩出しています。また、ダルビッシュ投手が所属するテキサス・レンジャースもこのトレーニングを組織全体で取り入れており、メジャーリーグでは非常に珍しく投手の投球制限なしとされています。テキサス・レンジャースが投手力が上がることでチーム力が上がったことは全く偶然ではないと思います。

 また、2002年から現在でもジエガー氏とは親交があり、スローイング方法、トレーニング方法、メンタルトレーニングの部分で協力を得ています。
また、レジーストアにあるJBANDがジト投手が使用しているものです。

 下記がジエガースポーツのホームページですのでご観覧下さい。たくさんのメジャーリーガーがこのトレーニングを行なっています。

ジエガースポーツホームページはここをクリック