今回のブログにはベネズエラの野球少年がどのように海を渡りメジャーリーガーになるかをニューヨーク・メッツのヨハン・サンタンナ投手のエージェントが話をしています。
貧しい環境の中で育ち、瓶の栓をボールの代わりに、そしてバットは細いステックを使っています。また、地面の悪いグランドでプレーをします。その整っていない環境が彼らの野球技術を磨いています。そして家族の期待と希望を背負い、16歳で海を渡りホームシックになりながらもアメリカで成功の道を歩んでいます。環境の整った日本人の選手にはないハングリー精神が培われています。現在の日本の野球少年の夢は日本のプロ野球選手からメジャーリーガーとなっています。また、日本のプロ野球選手でさえもメジャーリーガーになることを目標にプレーをしているのが現状です。メジャーリーガーの全体の25%は外国人、そのうちの90%はベネズエラを含めラテンアメリカ<中南米>の選手で占められいます。そして日本人選手は10%以下という低い数字となります。どうかこの映像を通してこれだけハングリーな選手達と競争していかなければいけないということを皆さんにお伝えしたいと思います。
日本人の野球少年がこうしたハングリーな選手に勝つためには、イチロー選手のように上手くなるためのハングリーな気持ちを持つことが大事だと私は思います。毎年にように200本以上の安打を打っているイチロー選手が凡打した後の表情を見ると、本当に悔しい表情をしているのがテレビを通しても分かります。日本人の選手にベネズエラの選手のようなハングリー精神を持つことは環境的に無理なことだと思います。しかし、常に技術向上に対してハングリーな気持ちを持ち、努力し続けることが日本の野球少年にできることだと思います。また、他の国の選手には真似のできない日本人選手の美徳はWORK ETHICS<労働倫理>です。一生懸命に努力する力です。どうかこのことを忘れずに自信を持って頑張っていきましょう!