今年2度目のアメリカでの研修が終了しました。この度の研修では2年前から取り組んできたグリップサイズのシステムが完成し、ハンドスキャナーによる0.1㎜単位の正確な測定が可能になりました。また、各選手の身長、体重、肩幅、胸囲、足のサイズ、ウエストなどのサイズをコンピューターに入力することで各自に合ったスタンスのは幅が特殊な公式によって算出されると同時に、その結果が各自にメールで送られるようになりました。
そしてドクターライト氏とスミスの正式な認定を受けて日本初の野球打撃部門での公認グリップサイズフィッターとなりました。
また、今年のナショナルリーグの3冠王候補のマット・ケンプ外野手もすでに2年前にスタンス幅、グリップサイズ、キャリーアングル<背骨の角度>をスミスとドクターライト氏のもとで計り、今でもそのシステムをもとに打撃を行っているのが大きく今年飛躍した要因となっています。
来月以降にはそのシステムが弊社ホームページに掲載されます。その時をどうか楽しみにして頂きたいと思います。
(左からドクターライト氏、滝口、リック氏)
リック・スタッシ氏はアスレチック・リパブリックに所属する有名なトレーニングコーチとしてたくさんのプロアスリートを顧客としています。日本ハムファイターズの稲葉選手もメジャー挑戦前にリック氏のトレーニングを受けていました。
この日は画期的なトレーニングの商品をライト氏に提案をしていました。その際に日本にも是非、この商品を紹介して欲しいということで、このスローイングトレーニングの
研修も受けました。後日、レジースミスストアに掲載します。
(左からライアン、アルビン、滝口、ドクターライト氏)
今回、スミスはニューヨークから向かってグリップサイズのメンバー全員揃っての研修予定でしたが、不運にも8月29日からのハリケーンでグリップサイズ・ドット・コムの本社の
ミッション・ヴィエホに来ることができませんでした。その後、ロサンゼルスに向かいスミスに経過を報告し、研修が無事に終了しました。
アメリカ国内でも最先端の知識ですので、この知識を皆さんに理解して頂くまでには少し時間が掛かると思います。しかし、いつの日かゴルフ界と同じく、グリップの握りやサイズが
多くパフォーマンスに影響を与えることを野球界でも浸透する日が来ることを信じております。
下記のアドレスがグリップサイズ・ドット・コム本社のホームページアドレスです。
https://www.gripsize.com/
グリップサイズ・ドット・コムで自分に合ったグリップサイズ、スタンス幅、キャリーアングルを身に付けたマット・ケンプ選手
(ロサンゼルス・ドジャース マット・ケンプ外野手)