WBCツアーから参加者全員が無事に帰国致しました。全部で準決勝と決勝と3試合を観戦致し、全世界が注目する大会というだけあってたくさんのファンが駆けつけ非常にエキサイティングが試合を連日観戦することができました。また改めて日本野球のレベルの高さを世界に知らしめたと思います。そして私自身、これからはアジア野球の時代なのではないかという直感を感じました。ラテンアメリカの選手の持つパワープレーに対してスピードと正確なテクニックを兼ね備えた日本、韓国のプレーなど、トーナメントに勝ち進むために不可欠な投手力、守備力、そしてつながりのある打線、これらを侍ジャパンはすべてを持ち合わせていたと思います。次回は4年後になりますがアメリカまで本物の瞬間を観戦できたことが今回のツアーに参加してくれた選手に大きな財産になると信じております。それではツアーの簡単な経過をお伝え致します。
スミスとの初対面 (WBCの日本VSアメリカの準決勝前という忙しい中、スミスがアカデミーキッズのために会いにきてくれました。 そしてスミスとのキャッチボールで日頃の成果を披露するアカデミーキッズ)
WBC準決勝 (ドジャースタジアム前でポーズをとるアカデミーキッズ)
SO CAL 51’S (3月22日のトーナメントが雨天中止となり、ローラースケートで交流するアカデミーキッズ)
WBC日本優勝の瞬間 (彼の声援が見事に届き、侍ジャパンが優勝しました)
サンタモニカビーチでの海水浴 (時には観光をすることも大事なことです)
世界の野球のレベルと雰囲気を子供達に肌で感じてもらうためにこの企画を立てました。野球を通してアメリカに渡り、本物を見ることがどれだけ将来に大きな影響を及ぼすかは私自身が経験をしています。2001年の通訳時代に初めてドジャースタジアムに足を踏み入れた瞬間に「いつか必ずこの球団で働くんだ」という衝動に駆られたことを今でも鮮明に覚えています。そしてそれが現実になりました。幼少期に本物を自分の目で見て、そして素晴らしい人間に出会うことがどれだけ今後の人生に大きな影響を与えるかは計り知れないと私は考えています。たくさんの経験や知識が人間の脳の中で編集されて人間形成されていくという話を脳科学者の茂木健一郎氏は話していらっしゃいました。非常に短い4泊6日の経験がどれだけ今後人生の基礎になるかを私は強く信じています。それではまた4年後もこのツアー行いたいと思います。観戦チケットを手配して頂いたロサンゼルスドジャースアジア部署の方、旅行会社の方、そして弊社のコンセプトに共感して今回のツアーに参加して頂いた方に心から感謝致します。 代表 滝口 ひろし