本日、4月13日(水)に日本ハムファイターズの木田優夫投手による東日本大震災の支援活動の一環としてレジースミスベースボール:ジャパンの生徒のためにチャリティー野球教室を開催して頂きました。昨日まで2日連続での震度6弱の余震の影響で常磐道の一区間が崩れて通行止めの中で約4時間30分を掛けて千葉県鎌ヶ谷にあるファイターズタウンから来て頂きました。
レッスン中の選手たちの輝いた表情には今までの震災による悲壮感は全く感じられず、そのキラキラとした笑顔には昔の平和だった時代に戻ったかのようでした。また、レッスンの内容も非常に濃く小中に分けて各クラス6~7と全員が個人的に指導をして貰いました。22年間のプロ野球生活で培った投手としてプロで生き残ることの秘訣を選手達は学ぶことができたと思います。そのアドバイスはいつか必ず子供達の財産になると信じています。
今回の震災ではたくさんの方々が津波で命や家を失い、そして原発の問題では自分の生れ故郷も離れなければいけないという悲惨な状況の中、木田さんが来てくれたことで一瞬でも辛い思いを忘れて夢を見ることができたと思います。生徒の皆さんには「大変なことがある分だけ良いこともあるんだよ」と伝えたいです。
この場をお借りして改めて木田さんに感謝の気持ちをお伝えいたします。この度は震災の影響で大変な思いや苦労をしている子供達のために、余震の危険性や放射性物質による風評被害の中で木田さん自身もそのリスクを乗り越えていわき市まで来て頂いたことに心から感謝致します。本当にありがとうございました。
スポニチのウェブサイトに3月14日(木)に掲載されました。この記事を見る方はここをクリックして下さい。
小学生の部
中学生の部
投球指導風景
記念撮影