それでは今回は震災の被害ですべての春季ベースボールキャンプが中止となり、レジースミスベースボール:ジャパンの本拠地の福島県いわき市も原発の被害でたくさんの人が避難しております。そんな中で原発のリスクの中で自宅待機をして復興後に向けてさらなる指導力向上を目指します。
今回はキャンプに参加したくてもできなかった参加者は震災で野球をしたくてもできない方々に何かできることがあればと思い、オンライン春季キャンプを開催したいと思います。
それではこの度はレジースミスベースボールの基盤となっているメジャーリーグ伝説の選手育成システムを紹介致します。
伝説のロサンゼルス・ドジャース・プレーヤーズ・デベロップメントシステム
レジースミスが読売ジャイアンツを1984年に引退後、ロサンゼルス・ドジャースのマイナーリーグのフィールド・コーディネーター(マイナーリーグ総責任者)としてすべてにおける指導方法などすべての面で大きな役割を果たし、5年連続で新人王をドジャースから輩出しました。その中には野茂選手も含まれていますが、ピアッザ、カロス、モンデシ―、ホランスワース、野茂これはメジャーリーグ歴史上でも初めてのことです。
特にマイク・ピアッザ選手はドラフト最下位の評価で入団しましたが、それでもスミスにそのパワーに陰に潜んでいる潜在的な能力を見込まれて、3度に渡る解雇をスミスが阻止し4年後には新人王を獲得し、メジャー最高の攻撃力のある打者として捕手としての本塁打記録を作りました。球団としては高額なフリーエージェントでの選手を獲得することよりも、格安な選手を獲得しその選手が活躍するほうが球団経営には大きな利益を得ることができるということを当時のオーナーのオマリー会長は熟知していたので、指導力のあるインストラクターを揃えることで伝説のロサンゼルス・ドジャース・プレーヤーズ・デベロップメントシステムを確立しました。
しかし、その後にFOX社に身売りされてから、フリーエージェントでの選手獲得に切り替えることで指導力を必要しなくなり、その後は長期に渡ってドジャースが低迷しました。尚、これらは時代の変化にもよりますが、いずれにしても5年連続での新人王の輩出は決して偶然ではないと思います。
(野茂選手、モンデシー、ピアッザ、カロス)
(レジー・ジャクソン、フレッド・クレアGM、 レジースミス)
レジースミスの指導力と統率力に目を付け次世代の監督候補に上げていたクレアGM