TAISEI MATSUURA 0909 & 1005


 いわきクラスの松浦くんのこの8ヶ月間の技術向上の解説を致します。
当初から最後まで振り抜く非常に力強いスイングをしていた大成くんですが、ほとんどの打球方向が引っ張った打球やゴロが多いのが課題でした。それらを見事に克服しコンパクトで無駄のない力強いスイングが出来るようになりました。

①アタックポジション・・・最も大きく変わった動作の部分です。以前は大きく後ろに重心移動をして大きな重心移動をしていましたが、ここでその動作を修正できたことで速球に遅れることがなくなりました。

②スイング・・・軸足のヒザが外側に抜けるほどに重心移動をしていたために、軸足の回転のタイミングが大きく遅れて上半身始動のスイングになっていましたが、その余分な動きを省いたことで下半身始動のスイングができるようになりました。

③コンタクト・・・以前はポイントをかなり前にして手首を返して打っていましたが、今では反対にポイントを近くして手首を返さないところで打つことを身につけることでゴロが少なくなり、下半身と連動した強いコンタクトをすることができるようになりました。

 大成くんのアカデミークラス入会当初の参加動機は自己流よりもちゃんとした基本を学んだ方が高いレベルまで行けるのでは?ということでした。レッスン開始当初は今までと反対の野球指導に葛藤をした日々は続いていた様子でしたが、その部分を克服した後に飛躍的に技術向上したと思います。

 コンパクトで強い理想的なスイングになりました。これからの活躍を楽しみにしています。