山本くんの打撃改善レッスン
1月4日と5日の2日間、東京リトルシニア所属の山本くん(中学1年生)がレッスンを受けに来てくれました。
昨年の後半から打撃不振に陥り、試合では思うような結果が出せず苦しんでいたそうです。今回のレッスンでは、打撃フォームの見直しを中心に指導を行い、その成果が顕著に現れました。
ビフォーとアフターの違い
レッスン前の山本くんの打撃フォームを観察すると、構えの段階でいくつかの課題が見られました。特に顕著だったのは、グリップの不安定さとそれによるバットの先端の下がりです。これにより、スイング軌道が乱れ、ミートポイントが安定しない原因となっていました。
一方、レッスン後のフォームは大きく改善されました。正しいバットの握り方を学んだことで、手首とバットの角度がしっかりと安定するようになりました。この変化により、構えの段階からスイングにかけての流れがスムーズになり、バットの軌道も理想的な形に近づきました。さらに、手首でコントロールしようとせず、肘から始動する意識を持たせたことで、下半身との連動性が増し、正確性が向上しました。実際の打球音がそれを証明しています。
改善のポイント
今回のレッスンでは、以下のポイントを重点的に指導しました:
- 正しいグリップの習得 バットの握り方を見直し、手首とバットの角度が安定する方法を指導しました。
- これにより、スイング中の力の伝達が効率的になり、正確性が向上しました。
- 肘から始動するスイング スイングの際に手首でコントロールしようとする動きを改め、肘から始動する意識を持たせました。手首とバットの角度を固定することで、スイングのブレを防ぎ、ボールへのミート率を向上させる効果がありました。
- バットコントロールの強化 ワンハンド・ドリルやティーバッティングを繰り返し行い、バットコントロールの感覚を養いました。これにより、どの打球にも対応できる柔軟性が身につきました。
レッスン後の成果と期待
山本くん自身もフォームの変化を実感し、自信を取り戻したようでした。レッスン後のスイングでは、以前よりも明らかに力強く、正確性のある打球を打てるようになっていました。また、正しいフォームを身につけることで、長期的に見てもパフォーマンスを向上させる基盤ができたと言えます。
山本くんが再び試合で活躍し、自信を持って打席に立てる日も近いでしょう。彼の努力と成長を見守り、応援していきたいと思います。
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山本くんの今後のさらなる飛躍を楽しみにしています!