上記の映像は先日5月7日、試合終了後のケンプ選手からファンへのプレゼントのシーンです。今、全米で話題になっている心温まる動画として注目されています。脊柱の腫瘍による余命90日間というジョシュアくん、19歳の少年にユニフォームと帽子、スパイクまでプレゼントしました。その時点でケンプ選手はその少年がどんな病状か知らずに本能的にプレゼントをしたそうです。ウォラック三塁ベースコーチがドジャースファンに気づきファウルボールをプレゼントした時に「ケンプ選手に会いたい」と知人が伝え、ウォラック氏がケンプ選手に伝えたことで実現しました。メジャーリーガーがファンを大切にすることの重要さを改めて痛感すると共に、ただ野球が上手ければそれで良いという訳ではなく、そうした思いやりが瞬時にできるかどうかは、常にその気持ちを強く意識していなければできないことだと思います。日本の野球がメジャーリーグに学ぶ部分は野球技術だけではないと思いました。