REMEMBER 3.11

本日、3月11日で東日本大震災から1年になります。レジースミスベースボールの本拠地、福島県いわき市も津波、地震、原発問題、風評被害と様々な問題と向き合っています。震災直後にはたくさんの生徒たちが他県に避難することで生徒数は激減、南相馬の野球教室も開催できなくなってしまいました。しかし、たくさんの方々のご協力やご支援を頂くことで何とかこの危機を乗り越えることができました。こうして継続してこの仕事ができることを皆様に心から感謝致します。
 当時のことを振り返ると震災後の4月に震度6弱が2日連続で続く中、弊社の生徒達を勇気付けるために、シーズン中にも関わらず片道4時間を掛けて東京から駆けつけて下さった木田優夫さんに心から感謝致します。チェリティー野球教室を開催して頂いたその姿を見て「木田さんの勇気ある行動を無駄にしてはいけない」と思いました。避難したくてもできない子供達のためにもここで頑張って福島を盛り上げて行かなくてはいけないと感じました。
 震災を経験することで今まで当たり前のことだったことが決して当たり前ではなく、どれだけ幸せなことだったかを身を持って経験することができました。毎年3.11を思い出すことによって野球指導ができることへの感謝の気持ちや助け合い励まし合うことの大事さを再確認したいと思います。
 また、被災し亡くなられた方のためにも強く生きて行きたいと思います。