アカデミークラス参加者の適正について

 東京クラス開校に伴い、アカデミークラスの適性について良く質問を受けます。それではここで皆さんに誤解のないようにお伝えしたいと思います。

1 ・・・ 弊社の指導方針を最後まで貫けるだけのガッツのある選手かどうか

理由 ~ 弊社の野球指導は従来の日本の野球指導と反対の理論が多く、それを信じて最後まで貫けない場合は効果が半減するためです。弊社の考えでは生体力学的に筋肉は一つでつながっているため、全く逆の理論を融合することは非常に難しく、技術的な進歩を大きく妨害するという考えからです。ということは高額な受講料をお支払い頂いても無駄な投資と無駄な時間になる可能性があるということです。それができない選手は個人レッスンで受講されることをお薦め致します。このクラスは選手にもガッツを求めますが、弊社も依頼人を失うリスクを背負うガッツを求められます。それだけ両者の信念が向き合った時に最高の効果が出ると信じております。

2 ・・・ グループでのレッスンのため、真剣な雰囲気を保ち、指導者の話を注意深く聞ける選手かどうか  

理由 ~ 個人レッスンと違い、指導者の話を真剣に聞けない選手、真剣に物事に取り組めない選手は他の選手の迷惑になるためです。決して技術的な上手い、上手くないということではございません。真剣に野球に取り組む3人が揃った時には素晴らしい相乗効果が表れ、さらに技術の進歩が望めるからという理由です。

 弊社の動画モデルになってくれている門馬くんもレッスンを始めた当初は、あまりにも今までの習ってきた理論と逆の理論なので表情を見ても半信半疑でした。しかし、ある日を境に取り組み方が真剣になり、弊社の野球理論を理解し始めてから飛躍的に進歩したことを良く覚えております。信じてそれに打ちこむことができない限り、脳の中では常にその矛盾と戦っています。アメリカ、日本でたくさんの選手を見てきましたが、そういったタイプの選手のほとんどは予想以上の技術進歩を遂げていないように思います。 メジャーリーグで活躍する日本人選手を見ても非常に特徴的な選手が多いと思います。日本では野茂、イチロー、岡島、など世界の王 貞治監督も現役当時のフォームは非常にユニークでした。共通しているのは非常に頑固で自分のスタイルを信じているということだと思います。周りに何を言われようと自分の信じたものを貫き通し最後に結果を出すという共通点があると思います。

 それでは皆さんにお会いできる日を楽しみにしております。また、ご質問等がございましたら遠慮なくご連絡を下さい。