今年のメジャーリーグは地区シリーズから大きな盛り上がりを見せています。特にミルウォーキー・ブリューワーズ対アリゾナ・ダイアモンドバックスの試合は非常にエキサイティングな試合でした。その中でもスコア1-1、6回裏、1死走者1,2塁でのセンター後方の大きな飛球の当たりで、センターのヤング選手が見事なスーパープレーを魅せてくれました。
この映像の中に黄色の矢印が出てきますが、これは顔の動きを示しています。通常はボールから目を切らないようにターンしますが、ヤング選手はボールから一度目を切って方向を少し右に変えています。特にライナー性の打球に関してはボールが変化しやすいために、この動作が非常に重要になります。また、ボールから目を切らずにターンをすると走る速度が落ち、バランスを崩しやすいために転倒することもあります。
弊社のベースボールキャンプでもこのプレーの指導をしています。慣れるまではなかなか捕球できませんが、慣れてくると見事に捕球しています。いつか、このようなスーパープレーが見れることを心から祈っています。