Tatsuki Kobiyama 郡山クラス 6年生 0911&1011 1年後


 それではここで小桧山樹くんの2009年11月と2010年11月の比較映像を紹介致します。

 小桧山くんのお父さんと私は高校野球部でのチームメイトでした。彼も素晴らしい野球選手でしたので樹くんもレッスン開始当初から良いスイングをしていました。しかし少し窮屈なスイングをしていてゴロが多かったのですが1年後には見事にその課題を克服することができました。

 それでは簡単に小桧山くんの技術向上のポイントをご説明致します。
①スウェー(ストライド時に腰が前に流れる)モーションを修正し、ステップ時に腰が前に流れないことで体の中心で回転できるようになることで強い回転力を身につけることができるようになりました。
②スウェーモーションが修正できたことでグリップがスムーズに体の前に出やすくなることで手首を返さずにボールを捉えられるようになりました。
③構えた時の背骨の角度をフィニッシュまで変えずにスイングをすることでボールの軌道と合ったスイングができるようになりました。また、ボールも上がるようになりライナー性の打球が増えて長打力が身に付きました。
④右ひじの使い方をマスターすることで手首を返さずに足と連動したところでボールを捉えることができるようになりました。

 小桧山くんのことは幼少の頃から見ていますが野球に対する情熱があり非常に努力家です。野球技術以外に特に必要なこの要素を持っている数少ない選手です。これからの今の気持ちを常に持ち続けて行くことができれば素晴らしい選手として活躍することができると信じています。これからも応援しています